冥土 in Love

2005年10月17日 映画
管理人は海外ドラマ、っつーか限定的に米産のドラマが好きなわけですが、勿論24にも激ハマリで同居人巻き込んで毎晩TVに釘付け状態(関西地方は8chで火曜深夜まで連日放送)な有様。挙句残り7時間を切ったあたりでどうにもたまらなくなってレンタル屋に駆け込み一気にラストまで突っ切ってしまいました。あぁ・・・

死亡、退場に係らず ク ビ 続 出 (w

うおぉー!一体次シーズンどうするねやー!!
・・ってな感じですが。続きが気になってしようがないですが流石に新作を借りるのは財布がイタ過ぎる。うぅ、我慢我慢・・・

あと、どうでもいいけどカットシーン多過ぎw

そんなこんなで観る物がなくなっちゃったので今日の晩飯時はとりあえず日曜洋画劇場なぞでお茶を濁したわけですが、間に流れたCMで面白そうな映画があった♪

ティム・バートンの「コープス・ブライド」

なんかよーわからんが、“ティム・バートンの”込みでタイトルみたいですね。チョコレート工場もそうだっけ?

映像見れば分かると思いますが、まぁあれですね、ナイトメア・ビフォア・クリスマスの同系ですね。コマ録り人形劇。

親の欲望の為に顔も知らぬ貴族の娘と結婚させられることになったビクター。しかし、結婚前夜初めて対面したビクトリアとは案外気が合いそうでイイ感じ。だが気弱で内気な彼は式のリハーサルで色々とヘマをやらかし、牧師さんに叱られる始末。落ち込んだビクターはひとり森に彷徨い入り、明日ビクトリアに捧げる予定の誓いの言葉を練習するのですが、内気な人間の常で、周りに誰も居ないと案外すんなりと言葉は出てくるものなのです。ビクターはすらすらと誓いの言葉を述べ、地面から突き出た小枝にそっと結婚指輪を嵌める―――

―――ところが、それは枯れ枝などではなく、骨だけの手。
突然地面が盛り上がり、そこから現れたのはボロボロのウエディングドレスを纏った死体の花嫁=コープス・ブライドだった。彼女はビクターの手を取り、一言。

「お受けします」

コープス・ブライドによって死者の世界に連れ去られたビクター、そして残されたビクトリアは―――


・・・とまぁ、こんな感じ?お話はティム・バートンですからダークでブラックでグッとくるのに笑えちゃう、ロマンティック・ファンタジーなんでしょうな。
で、主人公ビクターの声をアテてるのがジョニー・デップ。なんか知らんがこの監督さんはジョニー・デップ好きやね。ビクターの顔つきもなんとなくデップ風味なので、きっとああいう顔が好きなんだろう・・・。
で、なんといってもタイトルにもなってるこのコープス・ブライドがめちゃ可愛いvv骸骨系が好きな私にはたまらん魅力に溢れてるわけですなー。なんつうかギャップが・・ホネなのに、死体なのに、天然っぽいキャラがなんとも。ボロボロのドレスもグー(笑)なんですが。

だってアナタ、あれですよ。ぼろって飛び出た目玉押さえて「あら蛆がホホホ」とか言うわけですよ。うはー可愛いーvvって(変な奴がいるな)

久しぶりに独りで観に行きたい映画です。

興味がある方はコチラ↓
ttp://wwws.warnerbros.co.jp/corpsebride/
行けば日記タイトルが分かるハズ(笑)
いいなぁ、これ。
早速「オペラ座の怪人」を見に行ってきた。
最近は田舎とはいえ大都市のベットタウン的色合いが濃いわが県にも結構良いミニシアターが出来たので大変便利。初日ってこともあってか、レイトショーでしたが満席でした。

映画は、良かったです。普通に。
ただ、良くも悪くもミュージカル映画かなとも思いました。ミュージカル版と違ってオペラ部分以外は普通の演技かというとそんなこともなく、演出もほぼミュージカルそのものですから見る人によってはちときつかったりしそう。

普段は見れない部分、オペラ座の内装、絢爛豪華な衣装などの凝ったディテール、当時のパリの様子、役者の表情、映画ならではの魅せ方は勿論楽しめたけれど、その分演出過多な部分もあったりしてちょっと冗長になりがちだったと思う。舞台ならば必ず入る幕間がなかったのもそれに一役買ってるのかなぁ。あれはあれで感情が途切れるからヤなんですけども。

しかしやはり、音楽が非常に良かったです。って当たり前っちゃ当たり前ですが。

「オペラ座の怪人」の良さって、全ての楽曲とファントムの存在に尽きると思う。エンジェル・オブ・ミュージック〜一転して怪しく変調するところとか大好きだし、マスカレード、そしてファントムのテーマ・・一曲一曲、どれをとっても何故かものすごく心に食い入るし、残る。それは多分、ファントム=ロイド・ウェーバーの芸術への愛情、美しいものへの憧れが詰まっているからなのかと思う。そういう意味ではやはり舞台には追いつけないのかなと。だって、やっぱり声量も歌唱力も違いますもの。

映画の俳優さんも歌部分吹き替えとかじゃなくてちゃんと歌える人を使ってるので中々良かったのですが。クリスティーヌは透き通る美しい声でしたし、ファントムは私的には少々甘過ぎな感はあったものの、荒々しさや醜さも含んだ味のある声だったし。でもやっぱり、スクリーンを通した声と生の声じゃ迫力が違う。舞台ならではの良さと映画ならではの良さを比較した時に、やっぱり映画版は弱い気がする。シャンデリアの落下シーンとドンファンの舞台中にクリスティーヌとファントムが一緒に落ちるシーンは非常に良かったですが。

というか、なんだかんだでドンファンからラストにかけてのシーンはテンポも良くてよかったです。全てを曝け出してクリスティーヌの愛を求めるファントムが切なすぎる。恐らく彼にとって生涯初めての、そして最後のキス。敗北のキス。なんて切ないキスでしょう。ここで管理人はいつも「ラウルのどこがいいんじゃー!」と密かにツッコミを入れてます。ラウルは相変わらずイイ男でしたよ。何でも持ってるラウルは好きじゃありません。

舞台にはないラストシーン、年老いたラウルが亡きクリスティーヌの墓を訪れると、そこには一輪の赤いバラ。そして・・・
数十年の刻が過ぎ去ったのちもクリスティーヌを愛し続けたファントムの切なさにぐっとくるシーンでもあります。ここは良かった。シンドラーのリストの最後に似てるなんて思ったことは内緒(笑)

舞台にはないもう一つのシーン、ファントムの生い立ちなんかはまぁ割と平凡にというか、そうだろうな的な内容だったのでどうでも良かったのですが、正直彼はマダム・ジリーではいけなかったのだろうか。彼の魂に翼を与えられるのは踊り子じゃなくてディーバでなければいけなかったのかな。個人的にマダム・ジリー好き。ミステリアスでかっこいい。

見終わった後、直感的に浮かんだのは「ああ舞台が見たくなった」でした。悪くない映画ですが、どうせなら一度舞台をとオススメします。まぁ高いわけですが(笑)。一番良い席だとレイトショーの10倍近くしますからね。でも良いです。管理人はミュージカルといえばオペラ座の怪人以外はろくに見たこともなくどっちかってーと興味もあんまりないんですが、演出なんか凄く凝っててかっこいいです。なんといっても一つの舞台上にオペラ座の全ての場面が表現されるわけですから。ファントムがクリスティーヌを地下に誘うシーンなんて最初見たときは感動しましたもの。鏡の裏を抜け、地下通路を通り地底湖の舟へと誘われ・・これが全て連続して行われます。実際にはダミーの役者を使ってるわけですが今そこから消えたのにもう奥の橋を渡ってる!って驚かされる演出。たとえどんなにリアルな映像でも、あれは映画には勝てないというのが管理人の強い思い入れ。クリスティーヌのどこか恍惚とした、操られるままの高い高い歌声と「歌え、私のために!」と高らかに叫ぶファントムとのデュエット部は必見、いや必聴。

あとラウルがファントムに首を吊られるシーンがあるんですが、こうね、ファントムが腕を動かす仕草をすると一瞬の間にラウルの首にロープが巻きつく。このロープってのが電車のつり革みたいになってて先ッぽ(天井側)がないのね。で、その先ッぽを黒くぼかして色塗ってあるんですよ。それを役者が隠し持ってて(?)ファントムの動きに合わせて素早く首に引っ掛けて持ってるだけなんだけど、遠目にはホントに吊られて苦しそうに喉元を緩めようとあがいてるように見える。これはほんとすごいなと思いました。あと、ちゃあんとシャンデリアも落下しますヨ?

書いてるうちにどんどん見たくなってきたなぁ。今国内では劇団四季が東京公演やってますね。流石に交通費かけてまでは行けませんが。東京の人いいなぁ。

一度でいいからブロードウェイ版を見てみたいな。あとジーザスクライストも。
カンフーハッスルを観て来た。
んー・・それなりに面白かったけどそれだけかな。

予備知識を全く入れずに行ったのだが、「小林サッカー」と違ってまんまカンフー映画だった。

「小林サッカー」はリアルでは有り得ないキャプ翼の世界を実写で、さらにより馬鹿馬鹿しくしたところに意味があったんであって、だからこそ下らないところにふんだんに使われたワイヤーアクションもCGもめちゃくちゃ活きてたんだがなぁ。

あれなら、今までカンフー映画と変わらないわけで。
前作の主要キャラが見れたのは良かったけど、無駄キャラ多すぎ。最初の三人の達人は勿体なさすぎるしヒロインは取って付けすぎ。もっと絡めればよかったのになー。主役が終盤でいきなり目覚めるのはあまりにもご都合主義・・・。あと無闇にグロいシーンが多かったのもマイナス要因かな。

一番良かったのは序盤の槍使いと双子(?)の楽士の戦闘シーンかな。CGに頼らない殺陣(カンフーでは殺陣とはいわんのかな?)のシーンは見てて楽しかった。

全体的に散漫な印象。レイトでまだ良かった感じ。若干損したかな。

「オペラ座の怪人」に期待。

なんだか、なぁ

2004年7月18日 映画
レンタルしてた「パニックメーカー」を返却。いやぁ、堪能した。体験版なんて1ステージしかないのに延々プレイしてしまう・・・ある意味中毒性のあるゲームかもしれません。同居人のハマリぶりはやや異様な程・・・これで製品版(というか、特典映像)のゲットは確実なものになりやした。ふふふ。あとはバイオか・・・。

今日は「スチームボーイ」を観にいったんですが。いや面白かったです、それなりには。でもなんていうか、大友風味のラピュタ?よりリアルなラピュタ?う〜ん何だろ、どこか釈然としないもんがありました。どうも後味がよろしくないというか。

”時代にそぐわない力””でも、いつかは”とか、ところかまわずぼっこぼこにぶち壊してくれるとことか、多分やってることはAKIRAと変わんないんだろうけど、AKIRAの近未来に反して我々の通り過ぎてきた過去だから後味が悪いのか。エンドロール見てると主人公が父や祖父の過ちを重ねなかったとはどうしても思えないし・・・そうならメッセージ性すら霞んでしまうような。

確かに映像やら技術やらはすごい。声優に関してはめちゃくちゃ悪くもなかったけど(管理人は本職でない人にアテレコさす映画が嫌い)、どうも会話がかみ合わずテンポが悪いところもあったし、ただ派手な演出と映像に9年すべてを費やしたんだろうか。「わぁ、すごい」と思わせる映像美・音響美だけならイノセンスの方がものすごかったし(好みもあろうが)、完成度の高さならたとえ古くともAKIRAの方が上だと思うなぁ。

いや、面白かったんだがなぁ、なんだかなぁ・・・。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索